カテゴリー「遺跡」の記事

2006.12.16

那覇防12/15、「配置図」不開示

 那覇防衛施設局は、名護市教育委員会に対し、8/18付「キャンプ・シュワッブにおける埋蔵文化財の有無について(照会)」という照会を行った。その照会文書には、二つの添付文書=「位置図」と、「配置図」が添付されていた。

 那覇防衛施設局は12/14付で、その添付文書のうち「配置図」について、不開示決定を行い、その旨、情報公開制度に基づき開示請求を求めた市民に対し通知してきた。「061214fukaiji.pdf」をダウンロード (505KB)

 埋蔵文化財調査における公開性が期待できない事態だ。公開性が確保できないのでは、埋蔵文化財保護当局による、公正で科学的調査は実現できないと思われる。【参照普天間飛行場代替施設辺野古崎移設計画関連文書

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2006.11.24

資料(普天間代替施設関係)提供HP作成

 「普天間代替施設辺野古崎移設計画等関連文書~主に那覇防衛施設局開示文書~」HPを作成してみました。未完ですが、補充していく予定です。ご活用ください。

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2006.11.20

埋蔵文化財の有無照会場所は、どこだったのか?

061116ichizu_gouseizu3_name2 写真=名護市教育委員会「遺跡分布図」に、「位置図」(那覇防衛施設局作成)を重ねてみた(以下「合成図」)。画像をクリックすると、大きい画像が得られる。

 その位置は、報道や名護市教育委員会(文化課)説明どおり、埋蔵文化財包蔵地と重なる。

 那覇防衛施設局は、名護市教育委員会に対し、埋蔵文化財の有無について照会した場所を公開してこなかったが、同局は11月16日(開示請求9/15から2か月後)になって、関連図2点のうち、「位置図」のみ開示した。関連図面のもう一つは、まだ開示されていない。

 このように、那覇防衛施設局は、埋蔵文化財調査に不可欠な公開性に反する姿勢をとっている。

参照》「合成図」説明資料2点:①名護市遺跡分布図と、開示された「位置図」「ichizu_bunpuzu.pdf」をダウンロード (481KB) ②名護市担当職員説明位置、兵舎移転候補地2か所報道「20060925_2points.pdf」をダウンロード (400KB)

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2006.10.27

きょう27日(名護)、あす28日(東京)、二つの学習会(ご紹介)

061027nago_maibun きょう27日(金)午後6時30分、名護市労働福祉センター、講師:安里嗣淳氏、テーマ:埋蔵文化財のとりあつかい(=写真)、主催=ヘリ基地反対協議会

あす28日(土)午後6時30分、文京シビックホール(4F)(東京)、講師:土田武信ジュゴンネットワーク沖縄・事務局長、テーマ:辺野古の自然を基地建設で壊すな —大浦湾の自然、遺跡、反対運動の今— 主催=沖縄・辺野古への基地建設を許さない実行委員会

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2006.09.21

9/22名護、シンポ「ヤンバルの森と大浦湾の生態系」、ほか1点

060919times5 写真=沖縄タイムス9/19朝刊5面。主催=ヘリ基地反対協。ジュゴンネットワーク沖縄から棚原盛秀氏は、大浦湾や辺野古沖のビデオを放映予定。《》画像をクリックすると、大きな画像が得られます。■案内は、琉球新報、昨日20日朝刊5面にも。

 ところで、普天間移設計画を前提にした埋蔵文化財「調査」に抗議し、14、15日これを阻止したヘリ基地反対協は20日、「キャンプ・シュワブ内の埋蔵文化財調査に関する声明」を発した。OTVが昨日、その動きを伝えている。ヘリ基地反対協の主張を端的に伝えていると思われるので、紹介させてください。

これに受け名護市教育委員会の稲嶺進教育長は「みなさんからの要請もあるので我々の教育委員会の主導できちっと調査したい」と述べ調査の着手に向け日程を調整していく考えを伝えたのに対し、ヘリ基地反対強の大西代表委員は基地建設のスケジュールに影響されちゃんとした調査が実施できない場合は再び阻止行動に入る可能性もあると釘を刺しました。

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<反対協、文化財調査容認へ 普天間移設 「保護目的」求める>

 沖縄タイムス9/20朝刊の見出し(1面4段)。琉球新報夕刊も<シュワッブ内の文化財調査 反対派住民が容認>(1面3段見出し)。

 辺野古崎(キャンプ・シュワッブ内)の埋蔵文化財を伝えたのは、昨年10月29日沖縄タイムス朝刊。当ブログ=<シュワブ内に貝塚時代遺跡>、「駐機場」のねらい(タイムス)が紹介してますが、まだ同記事へのリンク先、生きてます。

同市が一九七九年から八一年に行った分布調査で、基地内の四カ所から沖縄貝塚時代後期とみられる土器や石器、遺物などが見つかった。

 遺跡などは、いずれも兵舎地区の海岸線近くに分布。県内ではリーフのある海岸近くから多くの貝塚などの遺跡が見つかっている。兵舎地区での本格調査は行われておらず、四カ所以外にも発見される可能性が高いという。

 文化財保護法では、埋蔵文化財を包蔵する土地を開発する際は、所在市町村に照会。市町村の試掘で遺跡が見つかった場合には、計画の変更または記録保存のための本格調査をすることを義務付けている。

 古宇利大橋の工事に伴う名護市済井出の大堂原貝塚の発掘調査には六年を要した。

 市の担当者は「調査期間は遺跡の規模や深さによって決まる。分布調査をしてみないと何年かかるか分からない」と話している。

 琉球新報も同日夕刊で伝えた。《参照》大堂原(うふどうばる)貝塚(名護市)

 同市文化財保存調査委員・議長の岸本林さんによると、このうち思原遺跡を除く三カ所が「飛行場建設にかかる可能性が高い」としている。そのうち「大又遺跡は少なくとも二千年以上前の、辺野古一帯でも最も古い遺跡」という。

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2006.09.14

9/14<シュワッブ調査できず>

060914soshi_2 060914gate1 写真=9/14午前10時すぎ、キャンプシュワッブ内埋蔵文化財調査で、同ベースに向かう名護市文化課職員に対し、辺野古への普天間飛行場移設を前提とする調査はしないよう、説得するヘリ基地反対協ら。

 明日15日、ヘリ基地反対協らは、文化課との面談を予定している。

  • シュワッブ調査できず 普天間移設 反対派住民が阻止 名護市教委「入れる状況ではない」(沖縄タイムス9/14夕刊、1面トップ)
  • シュワッブ 普天間移転候補地 文化財調査入れず 反対派が市教委阻止(琉球新報9/14夕刊、1面トップ)
  • OTVRBCQAB=TV各局も伝える。

今回の調査は、兵舎2棟の移設が予定されている辺野古集落近くの緑地で、そこ以外の調査は許されていません。できることならしっかり基地内全体を調査したい教育委員会側は、防衛庁主導の今回の調査にも疑問を感じています(=名護市教育委員会文化課・島福善弘主幹を取材したQABのコメント)。

 また、<同教委は「米軍の立ち入り許可は十四日だけ。今後の対応については協議したい」と話した>(沖縄タイムス)とも伝えられるが、■他方では、<学芸員はきょうは立ち入りできませんでしたが、午後には施設局と名護市の担当者が現場に入り、調査箇所を確認するなど、事実上調査に着手しました>(RBC)などとも報じられる。

【追記】名護市側の都合で、同市文化課とヘリ基地反対協との面談は、きょう終わったもよう。調査が明日15日、行われるもよう。

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2006.09.12

<兵舎移転で14日調査 文化財試掘調査>(9/12夕刊、朝刊で報道)

 名護市 兵舎移転で14日調査 シュワッブ文化財試掘判断(琉球新報9/12夕刊、1面3段見出し)*WEB不掲載、以下は抜粋。

名護市教育委員会は14日、移転先の候補地とされる地点の埋蔵文化財の分布状況調査を実施する。建物の建設予定地に文化財の存在が予測される場合、文化財保護法に基づき調査することになっている。(中略)

調査地域はキャンプ・シュワッブ内の辺野古集落に近い森林。教委の担当者は「今回の調査は小規模。政府から、詳しい地点や面積は示されていない。

 沖縄タイムスは朝刊(1面4段見出し)で伝えた。<キャンプ・シュワッブ 14日から文化財調査 兵舎移転先 市教委が現地踏査>(WEBにも掲載)。《参照》貝塚時代遺跡分布マップについて、<本ブログ=「沿岸案」関連図面3点>(L字型案当時)

 <調査は、辺野古崎にかかる代替施設建設予定地外にある兵舎の移転予定地で行われ、兵舎二棟分の敷地に当たるという>(タイムス朝刊)、<調査地域はキャンプ・シュワッブ内の辺野古集落に近い森林>(新報夕刊)報道に従えば、調査対象は「思原遺跡」付近か。

 なお、遺跡分布図発掘調査手順など、沖縄県立埋蔵文化財センターが発信している。報道される調査は、「予備調査」(=「表面調査」「試掘調査」「確認調査」)のことか。

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2006.09.10

<シュワッブで調査開始>(9/9報道)

 沖縄タイムス。琉球新報両紙とも昨日9/9、1面トップで、「東京発」を伝える。タイムスは2面トップに解説記事。

  • シュワッブ移設 着手 普天間代替 兵舎移転で調査 政府公表「文化財も年内」 県、妥協範囲と冷静」 ■2面に解説(トップ) シュワッブ調査 政府案を既成事実化 移設作業を本格始動(以上、タイムス9/9 ※WEB、解説記事も掲載)
  • シュワッブで調査開始 普天間移設 計画策定へ建物把握 年内にも文化財調査(新報9/9

同庁(防衛施設庁)の渡部厚施設部長が8日の記者会見で明らかにした。埋蔵文化財の調査も年内に着手し、これらの調査結果を年度内に策定するマスタープラン(建設計画)に反映させる考えだ。(中略)

埋蔵文化財調査については那覇防衛施設局が8月中旬、名護市教育委員会に文化財の有無に関する現場確認を依頼しており、学芸員が近くキャンプ・シュワブに立ち入り、埋蔵文化財の分布状況を調べる予定だ。それを受け、防衛施設庁は代替施設の滑走路予定地などの文化財試掘調査を実施する。調査費は4000万円を想定している。(新報)

那覇防衛施設局と三月三十日に契約した測量・環境コンサルタントのパスコ(本社・東京)が、五日からシュワブで立ち入り調査している。契約額は五百八十万円。 (中略)

 シュワブ内の兵舎地区一帯には、沖縄貝塚時代後期(約一千七百―一千年前)とみられる未調査の遺跡や遺物散布地が四カ所ある。このうち三カ所は代替施設建設予定地にかかる可能性があるとされる。

 政府が建設工事に着手する際は文化財保護法に基づいて分布を調査し、破壊の恐れがある場合は、記録保存のため本格調査する必要がある。(タイムス)

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2006.07.15

海草も場や貝塚時代遺跡分布図をV字型滑走路沿岸案に重ねてみた

Kaisou_iseki_v_blog 海草藻場や貝塚時代遺跡分布図(防衛庁作成図)にV字型滑走路辺野古崎沿岸案(日米合意、外務省サイト掲載図)を重ねてみた=写真関連ページも作成してみた。写真の画像をクリックすると、大きい画像をゲットできる。

 これで、V字型滑走路辺野古崎沿岸案を重ねたマップ、三つ作成してみたことになる。

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2006.01.03

「沿岸案」関連図面3点

謹賀新年!

39286000_C_S iseki_henoko jda_10_29_03 ++++++++

図面左から】国土地理院より(カット等改変) | 沖縄県立埋蔵文化財センターより | 防衛庁・自衛隊より(フォーマット改変) *リンク先は、いずれもトップページ *沿岸案の図面について、日米両政府は、護岸を除くものと説明。

39286000_C_S2》それぞれの画面をクリックすると大きい画面がゲットできる。図面上の道路や辺野古漁港を目印に、「沿岸案」がいかに巨大なものか、確かめてほしい。また、同計画が、いかに辺野古集落に隣接しているか、そして、辺野古崎両側(辺野古、大浦湾)の海草藻場(ジュゴンの食餌場)を直撃するだけでなく、生物多様性の極めて高い大浦湾沿岸域の生態系を破壊するものであるか、容易に想像できる。【図面左】上掲の図面左と同じだが、下端にスケールあり、一目盛り=500m

参照ジュゴンネットワーク沖縄「抗議と要望」(05年11/9) | 遺跡については、「沿岸案予定地に遺跡/『代替』建設工期に影響も/シュワブ基地内」琉球新報05年10/29夕刊 「051029yuhkan_iseki.pdf」をダウンロード | 当ブログ:>シュワブ内に貝塚時代遺跡<、「駐機場」のねらい(タイムス)

ufumata》同記事の「大又(ウフマタ)遺跡」は、上掲図面には表示されていないが、前掲・埋蔵文化センターのインターネット上で同図面をより拡大してみると、表示画面が出てくる(図面左)。

参照》琉球新報連載記事<なるか負担軽減・米軍再編と沖縄>17「県内移設・沿岸案(3) 環境・遺跡保存の難題/見切り発車のつけ」05年10/30 「051030shimpo_iseki2.pdf」をダウンロード *関係者の指摘を手際よくまとめている。

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2005.10.29

>シュワブ内に貝塚時代遺跡<、「駐機場」のねらい(タイムス)

051030times_iseki 沖縄タイムスはきょう10/30朝刊で、左図マップを付け、>シュワブ内に貝塚時代遺跡 発掘調査に数年必要? 工期に影響必至 名護市「基地内でも保全手順」<(見出し)社会面トップで伝えた。

同紙(1面)は、>大野長官は沿岸域に駐機場建設を盛り込んだ理由として「南部の基地は整理・統合する方向で、キャンプ・シュワブの中で集中的にやろうかなという問題も出てくる。自衛隊も例えばハンセンなどで米軍とともに活動していく可能性もある。そういう方向について日米間で内々に合意している」と述べ<た(衆院イラク支援特別委員会で赤嶺政賢氏〔共産〕への答弁)。

《追記》琉球新報10/29夕刊(社会面第2トップ記事)

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